メルセデス日本は1月に開催されたデトロイトショーでデビューした『Eクラスカブリオレ』を日本でも公開、20日より発売すると発表した。日本で販売されるモデルは「E350カブリオレ」で価格は898万円。
同社に新しく就任した代表取締役社長兼CEOのニコラス・スピークス氏はまず、日本市場について「メルセデスベンツが重視する3つの価値、クラフトマンシップ、気品、優れた技術を高く評価する国です。私はこの国の素晴らしい伝統、歴史、文化に満ちた大切なユーザー、ビジネスパートナー、我が社とブランドの命運に対する責任を感じています」という。
そして、今回発表したEクラスカブリオレについて、「このクルマのコンセプトは4シーズン、4パーソナリティ。年間を通じて快適に使えるモデルです」という。また、新たに開発した「エアキャップやエアスカーフといった革新的な機能は髪の乱れを気にするユーザーにはありがたいもの。最近のように気温の変化が激しい時には役に立ちます」と快適性を強調する。
スタイリングについても「純粋なカブリオレの美しいスタイルを備えています。Eクラスの4つのボディタイプに共通する要素に加え、カブリオレ特有の輝きを併せ持っているのです」といいそのソフトトップについても、「新しいアコースティックソフトトップはロードノイズや風切り音を吸収し、高速走行時でも会話が楽しめる静寂性を保っています」と語った。