ヤマハ発動機は14日、電動二輪車の新製品『EC-03』を発表。これにあわせて、電動二輪車のラインナップを拡充する計画であることを明らかにした。
同社は普及に向けて「3度目の正直」となる電動二輪車EC-03を9月から国内市場に投入、欧州などにも投入して世界展開していく方針で、EC-03を「電動二輪車構想の尖兵」と位置づけている。
電動二輪車市場の確立を目指して今後は、業務向けモデルなど、バリエーション展開を図る。具体的には、2010年代の中頃までに3~4機種ラインナップを拡充する。さらに、2020年に向けては、高出力モデルや、高機能モデル、低価格モデルの開発を進め、ユーザーの選択肢を拡げて普及を図る。
特に製品ラインナップを拡充するため、電池・モータ・制御のコア技術の開発を加速する方針だ。