トヨタ紡織は30日、中国の100%出資子会社の豊田紡織(中国)が中国・吉林省長春市に自動車用内装部品を生産する子会社を設立すると発表した。生産開始は2012年の予定。
自動車需要が好調に推移している中国で、域内での競争力強化に対応するため、新会社を設立する。
自動車用内装部品を生産する新会社は「長春富維豊田紡織汽車飾件」で、資本金は1800万米ドル。豊田紡織(中国)が60%、長春一汽富維汽車零部件が40%出資する。
新会社では、四川一汽トヨタ自動車の新工場に納入する『カローラ』のシート、ドアトリム、カーペット、ラゲージトリムなどの内装部品を生産する。