ヒュンダイは21日、同社初のロシア現地生産車となる小型セダンの車名を、『ソラリス』と発表した。
ソラリスは、今年8月のモスクワモーターショーに出品された『コンセプトRB』の市販版。ヒュンダイが今年4月の北京モーターショーで初公開したグローバル小型セダン、新型『ヴェルナ』(欧米名:『アクセント』)のロシア向けモデルとなる。
ヒュンダイは、車名の一般公募を実施。ロシア国内の2万7000名以上の応募者の中から、ソラリスの名前が選ばれた。
新型ソラリスは、1.4または1.6リットルの直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。6エアバッグなど、安全装備も充実する。ロシア向けならではの改良が、ヘッドライトの耐久性アップで、約1500時間の高寿命タイプに交換。悪路走行に備えて、マッドガードも装備される。
同車はサンクトペテルブルク工場で2011年1月から生産開始。2011年春には、ロシア市場へ投入される計画だ。