日産の高級車部門、インフィニティは9月30日より開幕したパリモーターショーで『M35h』(日本名:日産『フーガハイブリッド』)を初公開した。
M35hは、日産が『ティーノハイブリッド』以来となる自社開発のハイブリッドシステムを搭載。3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン(306ps)にモーター(68ps)を組み合わせたもので、2次電池は蓄電容量1.3kWhのリチウムイオンバッテリーとなる。
M35hは0-100km/h加速5.9秒以下、最高速250km/h(リミッター作動)と、欧州インフィニティで最速のパフォーマンスを実現。それでいて、欧州複合モード燃費は13.7km/リットル、CO2排出量は170g/km以下と、環境性能も高い。EVモードも備え、最大2km、80km/hでゼロエミッション走行できる。
M35hは、欧州市場で2011年春に発売。インフィニティは、ハイブリッドの環境イメージとスポーティなイメージの両面を訴求していく。日本での発売は今秋だ。