上戸彩を迎えに行きたい---若者の自動車離れは本当か

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「若者の自動車離れ」が話題となっているが、実際は、若者は車を回避してはいない。むしろ自動車への憧れは昔よりある。「どうでもいい」「マスコミがあおり過ぎ」といった意見も……。

メルセデス・ベンツ日本は「若者の自動車離れ」の実態を知ることにより、若者のニーズを踏まえた提案を行えると考え、アンケートを行なった。首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)在住の「若者」(18〜30歳)と「昔の若者」(50歳以上)の516人(各258人)に、「若者の自動車への気持ち離れ」に対する意識調査を行なった。

●まず「若者」の自動車購入欲求は明らかに下がっている。

「あなたは自家用車を欲しいですか(欲しかったですか)」の問いに、狂いそうになるほど欲しい(欲しかった)/相当欲しい(欲しかった)/まぁ、欲しい(欲しかった)/あまり欲しくない(欲しくなかった)/全然欲しいと思わない(欲しくなかった)の5段階で答えてもらった。

「相当欲しい」以上は「若者」で39.9%、「昔」が55.8%。「あまり欲しくない」以下は「若者」は45.5%、「昔」は30.2%となった。「欲しい度合い」を100点満点で答えると「若者」で51.9点、「昔」で63.3点。

●ただし、自動車に関してネガティブな感情は「若者」にさほどない。「若者」「昔」共通で、ポジティブな意識の方がネガティブな意識よりも高いスコアを獲得した。

「あなたが自動車に対して抱く気持ちで近いものをお答えください」(複数回答)という問いにはポジティブな意識:「必需品」「楽しそう」「活用したい」など、ネガティブな意識:「公共交通機関だけあればいい」「別に…」「いらない」などの選択肢が用意された。

「かっこいい」「楽しそう」「ワクワクする」については「若者」が「昔」を上回り、自動車への憧れで若者が高ポイントとなっている。

とはいっても、「今の自分には欲しくても持てない」で若者が23.3%に対し、「昔」は9.3%と、金銭面や住居の面から自動車の所有が難しいことが分かる。

●そして消費者自身は自動車離れについての危機感を持っていない。

「『若者の自動車離れ』という言葉へのイメージでもっとも共感するものを教えてください」という問いの答では、「若者」「昔」とも「どうでもいい」「マスコミがあおり過ぎ」が上位に来た。「どうでもいい」で若者のポイントが高い以外は「若者」と「昔」に大きな意識差は無い。

以上の結果からメルセデス・ベンツ日本ではでは、「若者」は自動車を「必需品」とは捉えていないながらも、少なからず「憧れ」「ワクワク感」を抱いており、彼らに対して車の魅力を伝えることはできると考える。

●最後に、回答者が女性の場合、「あなたを車で迎えに来て欲しい芸能人」、回答者が男性の場合は「あなたが車で迎えに行きたい芸能人」をお知らせください、と尋ねた。

回答はそれぞれ上位から、迎えに来る人:向井理、福山雅治、嵐(メンバーのうち1人)、迎えに行く相手:上戸彩、綾瀬はるか、優香となった。単なる人気投票とあまり変わるところはない。男性の方がより長期的な人気での人選か。

《高木啓》

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