ダイムラーは28日、2010年第3四半期(7〜9月)の決算を公表した。
同社の発表によると、メルセデスベンツやスマートを合わせたグループ全体の売上高は、250億7100万ユーロ(約2兆8280億円)。前年同期比30%増となった。
また、純利益は16億1000万ユーロ(約1816億円)。前年同期の5600万ユーロ(約63億円)から、一気に約29倍もの増益を成し遂げた。黒字決算は3四半期連続。
ダイムラーによると、増収増益の要因はメルセデスベンツ乗用車部門の好調。第3四半期のグループ全体の世界新車販売は、前年同期比23%増の47万5110台。市場別では中国や米国、車種別では『Eクラス』や『Sクラス』の人気が、結果につながった。