サイクルモード・インターナショナル2010では、海外自転車メーカーのブースが目立つなか、国内企業も存在感を放っている。
自転車部品で世界大手のシマノをはじめ、パナソニックはデザイン性の高いロードバイクや電動自転車を出展。タイヤを切り口にしてブリヂストンも大々的にブースを構えた。
高品質な自転車の値段は安くない。しかし、昨今の自転車ブームに裏付けられるように、高価な自転車へのニーズが一定数存在していることは確かだ。消費志向が低迷しているとはいえ、アプローチ次第では潜在需要を掘り起こせるという好事例といえそうだ。