BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)の最上級車として、『X7』の開発に着手したようだ。
BMWのファンサイト、『BMW BLOG』が9日に掲載した情報によると、BMWは米国や中国の顧客をメインターゲットにした大型SUVを、『X7』のネーミングで発売する計画だという。
実は2008年、BMWはX7の開発計画をキャンセルしている。しかしその後、世界経済は回復。米国や中国では、大型SUVを求める顧客層が増えてきた。そこでBMWは再び、封印していたX7の開発計画を再始動させたというのだ。
同ブログは、米国のバーンスタイン・リサーチの調査結果を引用し、「いまやBMWは、営業利益の50%を中国市場から得ている」とレポート。『5シリーズ』に中国専用のロングボディを設定するなど、BMWにとって中国は最重要市場のひとつだけに、X7が市販される可能性は十分あるといえそうだ。