11日、日本自動車販売協会連合会の発表によると、トヨタの『プリウス』が、2010年の国内新車販売台数が31万5669台となり、軽自動車を含めた国内新車販売台数でトップとなった。同社『カローラ』が1990年に記録した30万8台を超えて歴代トップ。
プリウスの09年国内販売台数は20万8876台なので、10万台以上販売台数を延ばした。プリウスは、3代目となる現行モデルが09年5月に発売されてから、6月以降、常に月2万台以上を販売するヒット車種となっている。
10年のプリウスの販売状況は、上半期(1〜6月)の販売台数は17万0426台で平均して月2万8000台を販売。特にエコカー補助金の終了が近づいた6、7月の月間販売台数は3万台を超えた。エコカー補助金が終了した9月以降でも月平均で2万台以上を販売していたが、12月の販売台数では1万8106台と登場以来初めて2万台を割った。