米国テスラモーターズが、『ロードスター』『モデルS』に続く3番目のEVとして開発中のSUV。その車名が『モデルX』に決定し、プロトタイプが今年後半にも披露される予定であることが分かった。
これは、テスラのイーロン・マスクCEOが19日、カリフォルニア州で開催された投資家向けの会議で明らかにしたもの。同CEOは、「SUVタイプのEVのネーミングはモデルXで、今年後半にはプロトタイプをお見せします」と、力強く宣言したのだ。
このモデルXは、トヨタ自動車と共同開発中のEVで、すでにトヨタ版は『RAV4』をベースとしたプロトタイプ、『RAV4 EV』が、2010年11月のロサンゼルスモーターショーで披露されている。
同CEOはモデルXについて、「既存のどんなSUVよりもクールなモデル」と表現し、その完成度に自信をのぞかせている。