ソウルモーターショーのキアブースに、目を疑うほどの“超特大”コンパクトカーが出現した。モデルとなったのは、キアのエントリーカー『モーニング』。小人になったような不思議な感覚を楽しめると、超特大モーニングの周りでは記念撮影をする来場者が後を絶たない。
本来のモーニングのサイズは、全長3595mm×全幅1595mm×全高1485mmと、かなりコンパクト。展示された超特大モデルは、高さだけでも通常の2.5倍はある。大人がせいいっぱい手を伸ばしてもヘッドライトに届くか届かないかという圧巻のサイズだ。
当然ながら走行はできないようだが、プラスチックで作られているであろうその姿は非常に精巧で、手前に置かれた通常サイズのクルマの方がミニチュアなのではないかと錯覚するほどだ。
モーニングは小さいながらもあらゆるシーンで活躍できる、として「オール・イン・コンパクト」をキーワードに広告展開をしている。その実用性の高さを、大きさで表現したのが今回展示された特大モーニングということなのだろう。コリアン・ジョークのセンスに脱帽だ。