ダイムラーの超高級車ブランド、マイバッハ。その次期モデルをアストンマーチンと共同開発するとの噂が、さらに信憑性を増してきた。
米国の自動車メディア、『CAR AND DRIVER』によると、2010年末、ダイムラーとアストンマーチンは次期マイバッハに関して、エンジンや車台を両社で共用することで合意に達したという。さらに次期マイバッハの生産についても、「英国ゲイドンのアストンマーチンの本社工場で行われる」とレポートしている。
興味深いのは、「次期マイバッハにはメルセデスベンツの次期『Sクラス』用の車台が先行投入され、今年9月のフランクフルトモーターショーでコンセプトカーが披露される可能性がある」と同メディアが報告している点だろう。
この車台がアストンマーチン傘下で復活する「ラゴンダ」ブランドのセダンに応用されるとの説もあり、これが事実ならマイバッハ、Sクラス、ラゴンダという豪華な3兄弟が誕生することになる。