タダノは、業界初となるハイブリッド仕様の車両運搬車『スライドキャリヤエスライドハイブリッド』を開発して発売した。
エスライドハイブリッドは、車両エンジンからの動力で駆動するPTOモードと、新たに装備したバッテリとモータで駆動する電動モードとを、作業環境に合わせて選択できる。電動モードでは、低騒音で車両の積み降ろし作業を行うことが可能で、作業時のCO2排出量、燃料消費はゼロで作業できる。
閑静な住宅地や、深夜、屋内などでも配慮して作業できる。電動モードはPTOモードに比べ、作動騒音値を最大で約13dB抑えており、周囲環境に配慮した55dB以下で作業できる。
エンジン駆動時には、車両バッテリの充電を優先しながら、動力バッテリを自動充電する。価格はシャシー価格を除いて295万円。