昭和シェル石油は4月12日、震災の影響で半径10km圏内で営業しているサービスステーション(SS)がゼロの「空白地帯」を解消したと発表した。
同社は残る空白地域だった陸前高田市内の浜磯街道沿いに、12日から仮SSの運営を開始した。空白地帯を解消するため、仮SSを運営、被災地域での石油製品を安定供給していく。
この仮SSは、同社系列特約店の気仙沼商会が運営する。運営場所、運営方法については現地消防局の指導を受けながら安全性を最優先していると、している。
陸前高田地区は、津波により運営可能なSSがゼロとなった。仮SSでは、ミニローリーやドラム缶など活用して運営していく。