フォード、グーグルと提携…未来の自動車技術開発へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
フォードとグーグルが未来の自動車技術開発で連携することを発表、クラウドを利用した省エネ運転などの実用化をめざす。
フォードとグーグルが未来の自動車技術開発で連携することを発表、クラウドを利用した省エネ運転などの実用化をめざす。 全 1 枚 拡大写真

米国ビッグ3の一角、フォードモーター。同社がグーグル(Google)社と連携して、未来の自動車技術の研究開発を進めることになった。

これは10日、米国サンフランシスコでグーグル(Google)社が主催した開発者向け年次カンファレンス、「グーグルI/O」において、フォードモーターが明らかにしたもの。同社の発表によると、フォードはグーグルが開発した「Prediction API」を自動車に応用するという。

グーグルのPrediction APIは、クラウドコンピューターの膨大なデータベースを基本に、予測機能を備えているのが特徴。これを自動車に応用すると、車がドライバーの行動パターンを学習し、過去の運転データに照合させることで、次の行動を予測できるようになる。

例えば、ドライバーが毎朝決まった時間にエンジンを始動すれば、車が「これから通勤」と判断し、目的地を予想。渋滞が最も少ないルートを自動的に選択するとともに、エンジンやトランスミッションを最も燃費が良くなるセッティングに自動調整することが可能になるという。

まだ研究段階だが、実用化されれば、未来の車に欠かせないテクノロジーとなる可能性がありそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  4. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  5. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  6. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  7. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  8. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  9. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  10. 【NLS第1-2戦】NLS耐久シリーズ開幕戦で優勝!「PROXES Slicks」でニュルを快走、週末の24時間耐久予選レースにも期待PR
ランキングをもっと見る