ホンダが4月20日、米国市場へ2012年モデルとして投入したばかりの新型『シビック』。同車が26日、米国IIHS(道路安全保険協会)から、「2011トップセーフティピック」の認定を受けた。
IIHSの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hで行われる。そして、ダミー人形が受けた傷害レベルに応じて、GOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)の4段階で評価するというものだ。
またIIHSでは、追突時のむち打ち確認テストと横転を想定したルーフ強度テストも実施。総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に認定し、衝突安全面でのお墨付きを与えている。
新型シビックの衝突テストは、4ドアセダンの「LX」グレードで実施。前面衝突では頭、首、胸、右足、左足と、全ての部位へのダメージが最小限で、GOOD(優)評価を獲得した。
同様に側面衝突でも、運転席と後席ともに、頭、首、胸、足と全ての部位へのダメージが少なく、 GOOD(優)評価。ボディの安全構造に関しても、前面衝突、側面衝突ともにGOOD(優)評価とパーフェクトな結果だ。
さらに、追突時のむち打ち確認テストとルーフ強度テストも、GOOD(優)。その結果、新型シビックは総合評価が最高のGOOD(優)となり、トップセーフティピックを授与された。
米国ホンダは、「新型シビックにはACEボディ構造、サイドエアバッグやカーテンエアバッグなど、数々の安全装備を採用した」と説明している。