ダイハツ工業は19日、9月発売予定の新型軽自動車に採用する低燃費技術「e:Sテクノロジー」を公開した。新型軽自動車は、ガソリン車でJC08モード30km/リットルの燃費を実現、価格は80万円を切る設定とし、“第3のエコカー”として提案する。
今回発表された低燃費技術「e:Sテクノロジー」は、エンジン・トランスミッション・ボディ構造などの既存技術を見直しや、エネルギー効率を最大化し、約40%の燃費向上を実現。
パワートレーンでは、燃焼効率向上とエネルギーロス低減を実現した新エンジンや、動力伝達効率を向上したCVTを採用。車両では、シェルボディの骨格合理化などにより約60kgの軽量化を実現し、空気抵抗や転がり抵抗などの走行抵抗を低減や、エンジンルーム内の熱マネジメントに配慮した。
また、停車前に作動してアイドリングストップ時間を増加する新アイドリングストップ機能や、減速エネルギー回生機能など、エネルギーマネジメントを見直している。