イタリアのパガーニ社の新型スーパーカー、『ウアイラ』。同社が米国当局から受けたウアイラの輸入制限措置に対して、早速対応する意向を示した。
これは9日、『GT SPIRIT.com』が伝えたもの。同メディアの取材に応じたパガーニ社は、「ウアイラのエアバッグに改良を施し、2013年には米国市場へ投入する」と語ったという。
事の発端は、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が、「ウアイラのエアバッグが米国の安全基準を満たしていない」と発表。パガーニ社が申請した同車の米国輸入に当たっての特例措置を認めなかったことにある。
パガーニの試算によれば、エアバッグの改良には400万ユーロ(約4億4500万円)のコストがかかる見通し。ウアイラの米国向け生産台数は、15台ということだ。