NEXCO中日本は、建設中だった新東名高速道路(第二東名)の御殿場ジャンクション(JCT)から三ヶ日JCTまでの間、約162kmについて2012年初夏の開通を目指すと発表した。
同区間は、公表している2013年3月31日の完成予定に対して新東名・現東名のダブルネットワーク化による災害などの緊急時の代替性の早期確保の観点や、地元の要望も踏まえ、早期の開通を目指して事業を進めてきた。
最後の課題となっていた地すべり対策の追加工事についても、現地調査・設計を踏まえ工事の内容も決定、2012年初夏の開通を目指す。
新東名は全長254kmだが、渋滞緩和や交通インフラのリスク分散のため、同区間を先行開通させる。開通日時については今後の工事進捗などを踏まえ、改めて公表する。
また、これまで第二東名や新東名などと呼んでいたが、今回から「新東名」を正式名称にする。