18日午後8時30分ごろ、石川県加賀市内の国道8号で、徒歩で道路を横断していた73歳の男性が、進行してきた大型トラックにはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はトラックを運転していた56歳の男性から事情を聞いている。
石川県警・大聖寺署によると、現場は加賀市七日市町付近で片側1車線の直線区間。信号機や横断歩道は設置されていない。73歳の男性は横断を開始した直後、進行してきた大型トラックと衝突したものとみられている。
男性は弾き飛ばされた際に全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。警察はトラックを運転していた富山県高岡市内に在住する56歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は昼夜を問わずして交通量の多い区間。直線区間だが街灯は無く、車両側から側道の見通しはあまり良くない。警察では無理な横断が事故につながったものとみて、発生に至る経緯を詳しく調べている。