日本国内において26日、4100万2500円で発売されたランボルギーニの新型スーパーカー、『アヴェンタドールLP700-4』。同車に、最低でも実車の9倍という驚きの価格をつけたスケールモデルが登場し、話題を呼んでいる。
これは、元メルセデスベンツの技術者で現在はドイツのモデルメーカーを率いるロベルト・ギュルペン氏が、フランクフルトモーターショー11で披露したもの。8分の1スケールで作られた、精巧なアヴェンタドールLP700-4のスケールモデルだ。
大きさにして60cmのこのスケールモデル、何が凄いかというと、その仕上げ。ボディはオールカーボンファイバー製で、その表面を薄さ1000分の1mmの金でコーティング。インテリアも完璧に作り込まれており、素材にはダイヤモンドや金、プラチナなどが使われた。
もちろん、ワンオフのスケールモデル。ギュルペン氏によると、製作に約500時間、製作費は200万ユーロ(約2億円)がかかったという。
このスケールモデル、12月に開催されるチャリティオークションに出品予定。スタート価格は350万ユーロ(約3億6000万円)と公表されており、この時点で、実車の約9倍の値をつけている計算だ。