GMの新グローバルセダン、新型シボレー『マリブ』。同車が最初に発売されたのは、米国ではなく、韓国という異例の展開となった。
4日、GMの韓国法人、GMコレアは新型マリブの発表会を大々的に開催。同社のマイク・アルカモネ社長兼CEOは、「韓国が新型マリブを生産し、販売する世界で最初の国となった」と力強く宣言したのだ。
マリブは、GMの米国ベストセラーセダン。トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』(日本名:『インスパイア』)と競合するミッドサイズセダンだ。2010年は、前年比23%増の19万8770台を販売している。
先代マリブは北米専用車だったが、新型は世界6大陸、約100か国で販売されるグローバルカーとして開発。それだけにGMの米国本社は、最初に発売する国として、米国以外を選んだようだ。
アルカモネ社長兼CEOは、「魅力的なスタイルと快適な室内。乗り心地やハンドリングに優れ、安全性も高い。新型マリブは顧客の期待を超える」と自信たっぷりにコメントしている。