アストンマーチンのチーフデザイナー、マレック・ライヒマン氏は29日、都内で会見し、日本で受注を開始した小型ラグジュアリーカー『シグネット』について「世界初の小さなラグジュアリーカー、都会で運転することに特化した車」と強調した。
ライヒマン氏は「シグネットは、アストンマーチンの中でも3m以下という最も短い車。そして最もお求めやすい車。しかしアストンマーチンの特徴のすべてを備えている。それはすべてが本格的であること、オーセンティックであること、素材ももちろんそれに含まれる」と説明。
「グリルはアルミニウム製となっている。本物のアルミニウムを使っている車というのは、これが最も小さい車、これしかない。そしてエンブレムはエナメルでできている。イギリスのジュエラーが造ったエンブレムで、本当の宝石といっても過言ではないと思う」と胸をはった。
また内装についても「他のアストンマーチンのスポーツカーが誇るすべてが備わっている。それは本物のレザーであったり、手で施したレザー刺繍であったりと、細部にわたってもいえる」と述べた。