スバル富士重吉永社長「米国では全く車が足りない状態」

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スバル インプレッサ 新型(北米仕様)
スバル インプレッサ 新型(北米仕様) 全 3 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)の吉永泰之社長は1日に行われた2012年3月期第2四半期決算会見で、米国市場について「全体の景況感が悪くなる懸念もあり、注意深く見守る必要がある」と述べた。

とはいうものの、スバルの場合は全く別とのことだ。「実際の販売動向でいうと、10月末の米国の在庫が1万7000台しかなく、月に2万台超売っているスバルからすると、少なくとも4万台以上あってもいい。今は全く車が足りない状態だ」と吉永社長。

しかも、引き合いも相当強く、さらに在庫が逼迫する可能性が高い。そのうえ、これから新型『インプレッサ』の発売も予定されているので、スバルの米国での販売はさらに伸びそうだ。吉永社長は米国の景況感よりも、自社の新車供給体制のほうを心配している様子だった。

《山田清志》

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