欧州日産は17日、コンセプトカーの『ジューク-R』の公式画像を初公開した。
ジューク-Rは、「世界最速のクロスオーバー」を目標に掲げて、欧州日産が開発。『ジューク』のボディに、『GT-R』のパワートレインを移植するという大胆なコンセプトカーだ。
GT-Rの3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンは、2007年のデビュー当初の最大出力480ps仕様を搭載。GT-Rの独立型トランスアクスル4WDや6速デュアルクラッチトランスミッションも、そっくり移植されている。
欧州日産は、「ジューク-Rは市販車ではなく、公道走行に必要な法規を満たす特別なコンセプトカー」と説明。11月半ばから、テスト走行を開始する計画だ。
今回、初公開された公式画像からは、内外装からエンジンルームに至るまで、ワンオフモデルの領域を超えた極めてクオリティの高い仕上がりが確認できる。