21日、中国で開幕した広州モーターショー11。GMのブースでは、シボレーブランドのエンジン併用航続距離延長EV(PHV)、『ボルト』の中国発売が告げられた。
GMの発表によると、ボルトは現地合弁の上海GMから発売。まずは北京、上海など中国8都市の13のシボレーディーラーで取り扱う。
現地ベース価格は、49万8000元(約600万円)。米国ベース価格が3万9145ドル(約300万円)だから、関税を含めて2倍の値付けとなった計算だ。
ボルトが米国以外の市場へ投入されるのは、中国が初。それだけに、GMは「V+クラブ」と呼ばれるボルトオーナー専用サービスを用意。24時間つながるホットラインや1対1のサービスなど、顧客対応に万全を期す構えだ。
GMは、「ボルトが中国市場初のレンジエクステンダー(航続距離延長)EV」と説明している。