スズキは、これまで「レンジエクステンダー」と呼んできた『スイフト』ベースのシリーズ式プラグインハイブリッド車(PHV)を『スイフトEVハイブリッド』として参考出品した。
エンジンは、電池残量が少なくなった時に発電のみに使うという機構自体は変更していない。近距離はモーターで走行する。技術担当の本田治副社長は、「フル充電からのEV走行距離は30kmが可能」と公表した。
家庭などでの外部充電は200ボルトだと1時間半、100ボルトは4時間としている。スズキはVW(フォルクスワーゲン)との提携を解消したため、自力によるハイブリッド技術の開発が急務となっている。
本田副社長は「開発は着実に進んでいる。(発売は)もう少しお持ちください」と述べ、そう遠くない時期の市場投入を示唆した。