11月30日に開幕した東京モーターショー11。トヨタグループの関東自動車工業のブースでは、トヨタ自動車の最高級車、『センチュリー』の未来形を思わせるコンセプトカーが目を引いた。
このコンセプトカー、『FSハイブリッドコンセプト』と命名。センチュリーの生産は現在、関東自動車工業が担当している。同社がセンチュリーよりもさらに上に位置する高級車として提案したのが、このFSハイブリッドコンセプトなのだ。
そのスタイリングは、センチュリーの未来形とも受け取れるもの。後席ドアは逆ヒンジで開閉する、いわゆる観音開き方式として乗降性を高めた。車名が意味する通り、パワートレインにはハイブリッドを採用する。
関東自動車工業は、「後席乗員へのおもてなしの心と最先端の技術で、静寂かつゆとりあふれる空間を実現した次世代フラッグシップセダン」と説明している。