プジョーは18日、2012年シーズンの耐久レース参戦を中止すると発表した。6月にフランスで開催されるルマン24時間耐久レースからも撤退する。
今回の決定は、欧州の経済情勢の悪化を受けてのもの。また2012年、プジョーは新型『208』をはじめ、数多くの新型車を発売する予定であることから、こちらに経営資源を重点的に投入するという。
プジョーは2007年、ルマン24時間レースに復帰。2009年には、ディーゼルエンジン搭載の「908 HDi FAP」が、ルマンをワンツーフィニッシュで制した。ライバルのアウディとは、多くの名勝負を演じている。