22日まで、米国ミシガン州で開催中のデトロイトモーターショー12。マセラティのブースでは、SUVコンセプトカーの『クーバン』が米国プレミアを飾った。
このクーバン、デトロイトと非常に深い関係がある。というのも、市販化の際には、ジープ『グランドチェロキー』の車台を利用する関係もあり、クライスラーグループのデトロイトの工場で組み立てられることが決まったからだ。
デトロイトモーターショー12のプレスカンファレンスにおいて、フィアットのマセラティ部門を統括するハロルド・ウェスターCEOは、「クーバンの市販版は、デトロイトのクライスラーグループのジェファーソンノース工場で生産する」と宣言。「メイドinデトロイト」のマセラティが、世界市場へ出荷されることになる。