【レクサス GS 体験試乗会】ラグジュアリーとスポーツの両立を実感

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一般参加者によるレクサス GS 体験試乗会
一般参加者によるレクサス GS 体験試乗会 全 12 枚 拡大写真

トヨタ自動車が一般参加者を招いて開催したレクサス『GS』の試乗会。新型GSの開発で運動性能を担当した伊藤好章氏は「GSでは、ラグジュアリーとスポーツの両立を目指して開発してきました」と、GSで目指した走りの狙いについて語った。

9〜11日の3日間、富士スピードウェイで開催された試乗会には、レクサスオーナーに限らず他ブランドのオーナーなど、様々な年齢層のドライバーが参加。テストコースでは、GSに用意される「Fスポーツ」モデルを中心とした試乗がおこなわれた。

伊藤氏は「新しいGSでは、可変ダンパーや4輪操舵システムといった電子デバイスの部分で、“ノーマル”、“スポーツ”などドライブモードごとの制御に加えて、ドライバーがステアリングなどを操作する入力により制御を変えています。具体的には、ゆっくりした入力にはゆったりと動き、速い入力の時にはアグレッシブな走行を可能とすることで、ラグジュアリーとスポーツを両立させています」と、車両の特性を説明した。

また、「参加された方には、コーナーを曲がるとき、ゆっくり入った時と速く入った時の、車の動きの違いを感じてみてくださいと伝えました。実際に試乗を終えた方からは“言ってた意味が解りました”と、我々が作ってきたところを理解して頂けたと感じています。また、ブレーキ性能では、ペダルタッチのレスポンスの良さなども作り込んできたところです。ブレーキを踏んだ時の安心感だとか、停止距離の短さなども好評でした」と試乗会での反響を語った。

試乗会へ参加した人の運転スキルは様々であったようだが、伊藤氏は「初心者のかたでも、“運転がうまくなったような気がする”とか、“同じコーナーでも競合車と比べて速いスピードで入れた”、“思ったようにラインをトレースできた”といった意見を頂きました」と語り、誰にでも感じることのできる走りの違いがあるようだ。

競合モデルと比較するこういった試乗会に関して、伊藤氏は「実際に試乗して頂くことで、“日本車なんて”、“レクサスはちょっと”、と思っていた方も、“新しいGSはかなり変わった”とか、BMWやメルセデスのオーナーの方でも、“確かにしっかりしてるね”、“楽しい”といった声を頂きました。中には、“総合的にみてBMWがいいよね”というかたもおられますが、“運転がうまくなった”とか“変わった”という部分は、我々が狙っていたところなので嬉しいことです」と感想を述べた。

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