メルセデスベンツは20日、米国ロサンゼルスで開幕した音楽とアートのイベント、「Transmission LA: AV CLUB」において、『コンセプトスタイルクーペ』を初公開した。23日に開幕する北京モーターショー12に先駆けての公開となった。
コンセプトスタイルクーペは、3月のジュネーブモーターショー12で発表された新型『Aクラス』の派生車種。新型Aクラスや『Bクラス』用の「MFA」と呼ばれるモジュラープラットホームをベースに開発される、小型4ドアクーペを示唆した1台だ。
ボディサイズは、全長4637×全幅1891×全高1398mm。全長は『CLSクラス』の4940mmに対して、300mm短い。一方、ホイールベースは2699mmで、新型Aクラスと共通。駆動方式はFFを基本とし、4WDの「4マチック」も用意される。
エンジンは、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力は211ps。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「7G-DCT」だ。
スポーティで躍動感あるデザインが特徴のコンセプト スタイルクーペ。若い顧客をターゲットとしているため、米国ロサンゼルスでの音楽とアートのイベントが、ワールドプレミアの場に選ばれた。なお市販時には、『CLA』または『CLC』として登場すると見られている。