【新聞ウォッチ】節電要請スタート、東京・東北管内は数値目標なし

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2012年7月2日付

●小沢新党週内にも、きょう離党、首相、除籍の方針(読売・1面)

●大飯3号機起動、「原発ゼロ」57日ぶり解消(読売・1面)

●節電きょうから(朝日・1面)

●食堂人気?タニタ7位に急浮上、転職したい会社(朝日・5面)

●中国経済不透明感続く、製造業景況感、2ヵ月連続悪化(日経・7面)

●広州市が乗用車の増加抑制策(日経・7面)

ひとくちコメント

7月に入って政府による節電強化の要請が始まった。きょうの各紙にも「節電きょうから」(朝日)と節電関連の記事が多いが、政府は今夏が2010年夏並みの猛暑になった場合を想定し、関西で10年夏比で15%の目標を設けるなどの節電を呼び掛けるほか、特に需給が厳しい関西、九州、北海道、四国の4電力管内では計画停電の準備を進めるという。

また、きょうの各紙には節電の記事の隣には「大飯3号機再起動」のニュースもセットで掲載しており、15%の目標を設ける関電管内にとっては「118万キロワットの電力が供給できる」として最悪の事態は避けられそうだ。

思えば咋夏は、自動車業界を中心に土日に出勤日を振り返るなどの節電対策を実施したが、生活のリズムが狂ったり、仕事の能率が悪かったりと評判が悪く,今年は早々と見送ることを決めていた。原発の再稼働はその代償とも思えなくもない。安全面での不安を残したままの大飯3号機の見切り発車だけにも、原発再稼働に反対する市民らの抗議の声が各地で渦巻いたのも当然だろう。

ただ、今年は比較的余裕のある東京電力や、震災復興中の東北電力管内には数値目標を設けなかったことから西日本に比べると東日本の節電意識はやや低いような気がする。省資源・省エネルギーの視点からも、喉元過ぎても熱さを忘れないように心掛けたい。

《福田俊之》

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