プラグインハイブリッド(PHV)スポーツカー、『カルマ』を欧米市場で発売している米国のフィスカーオートモーティブ。同社が、新たな資金を調達したことが分かった。
これは9月26日、フィスカーオートモーティブが明らかにしたもの。同社の発表によると、投資ファンドから新たな資金として、1億ドル(約78億円)を調達したという。
フィスカーオートモーティブは2012年5月、投資ファンドから1億7400万ドル(当時のレートで約137億円)を調達したと発表したばかり。同時に2012年1‐4月の売上高が1億ドル(約79億円)を突破したと公表し、健全な経営ぶりをアピールしていた。
今回の資金調達の発表は、2012年5月に続くもの。同社はこの資金を、2番目の市販モデルであり、PHVセダンの『アトランティック』の開発に充当。さらに、カルマの世界販売ネットワークの拡大にも投じる計画だ。
2012年8月、フィスカーオートモーティブの新CEOに就任したトニー・ポサワッツ氏は、「今回の資金調達は、我々の技術とビジネスモデルに対する信頼の証」とコメントしている。