トヨタ、北米研究開発センターが設立35周年

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トヨタ自動車は、北米における研究開発・製造統括会社、トヨタ モーター エンジニアリング & マニュファクチャリング ノース アメリカの研究開発拠点であるトヨタ テクニカル センター(TTC)の設立35周年を発表した。

TTCは地域社会貢献活動に積極的に参画し、今回、設立35周年を記念して、地域のNPO 10団体に計3万5000米ドル(約280万円)を、6つの消防局に計1万2500米ドル(約100万円)を寄付した。

TTCの中尾プレジデントは、「ここ北米において、35年間にわたり、お客様に喜んでいただける商品を目指して研究開発を行ってきた。今後も、トヨタは、未来のモビリティをリードする企業として、安全を第一に、感動をお届けできるような魅力ある商品をご提供すべく、全力で励んでいく所存」と語った。

TTCは1977年に設立。ミシガン州アナーバー市において北米市場向け車両の研究開発業務を行っている。カリフォルニア州、アリゾナ州に拠点を持ち、それぞれ先行開発、テストコースでの車両性能評価等を行っている。

これまでTTCで開発された北米市場向け車両は『アバロン』『シエナ』『タンドラ』『タコマ』『ヴェンヅァ』『RAV4 EV』など。

2011年には、交通事故死傷者の低減を目指し、「先進安全技術研究センター(CSRC)」をTTC内に設置。CSRCでは、「わき見運転」のリスク低減や、子供や高齢者といった「交通弱者」保護に焦点を当てた研究を、計16の大学・研究機関等と推進している。

《纐纈敏也@DAYS》

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