2012年10月末、米国で猛威を振るった大型ハリケーン、「サンディ」。各地に甚大な被害をもたらしたサンディだが、納車前のフィスカーオートモーティブのプラグインハイブリッドスポーツカー、『カルマ』複数台がサンディの被害を受けたことが分かった。
これは日本時間10月30日、ニュージャーシー州のポートニューアークの港で、船積みを待っていたカルマを襲った出来事。サンディによる高潮の影響で、カルマが浸水の被害に見舞われたのだ。
そして、そのうちの何台かが出火。火は燃え広がり、最終的に16台のカルマを全焼する火災になった。カルマといえば、バッテリー(二次電池)から発火するリスクがあるとして、リコール(回収・無償修理)を行った過去がある。今回の火災の原因は、現時点では分かっていない。
フィスカーオートモーティブは今回の件を受けて、声明を発表。「カルマの安全性には自信を持っている。火災の原因については、できるだけ早く究明したい」とコメントしている。