米国で人気のモータースポーツで、2台が直線で加速性能を競うドラッグレース。このほど、このドラッグレースで珍しい事故が起きた。
この事故は、米国メリーランド州で開催されたドラッグレースでの出来事。フォード『マスタング』のドラッグレース用マシン、「コブラジェット」が0‐400m加速競争に挑んだ。
このコブラジェット、5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンをスーパーチャージャーで過給。最大出力はストック状態が500psで、ドラッグレース参加者はエントリークラスに応じて、さらなるパワーアップを図る。
レースでのスタート直後、コブラジェットはフロントが大きく浮き上がった。二輪の「ウィリー走行」のような姿となったのだ。その後、車両は着地したものの、コントロールを失い、そのまま壁に激突クラッシュ。
この事故の様子は11月13日、動画共有サイトで公開され、再生回数はおよそ54万回に達している。