日産自動車の志賀俊之COOは、コンパクトカークラスにもハイブリッド車の展開を検討していることを明らかにした。
志賀COOは12月5日、横浜市の本社で開いた新型『シルフィ』発表会後、一部報道陣に対し、「新型『ノート』は、いわゆるダウンサイズをスーパーチャージャーでやったが、将来的にコンパクトのところも少し電動化を考えたい」と述べた。
その理由として「燃費規制がずっと進んでいって、今の規制がさらに強化された時に、本当にダウンサイズ、スーパーチャージャーでだけでいけるのか、モーターを入れて燃費を伸ばさなければいけないというのは当然でてくる。コンパクトクラスにハイブリッドあるいは電動化を考えてはいないということは言っていない」と説明した。
さらに「当然、我々はお客さんのニーズと、それから競争条件としての燃費の中で、最適な商品を入れていきたいと思っている。今のところ、スーパーチャージャーについてはコストと燃費という面でノートの形というのは相当競争力持っているので、現在のところはこれでしばらくいけるかなと思っている」とも述べた。