三井化学は、台湾プラスチックス社(FPC)との共同出資により、中国にリチウムイオン電池の主要部材のひとつである電解液を製造・販売する合弁会社を設立することで合意し、12月27日に合弁会社設立契約を締結した。
リチウムイオン電池はスマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、エネルギー容量が大きくサイズのコンパクト化が可能なことにより、市場が拡大してきた。また、ハイブリッド車のさらなる普及や電気自動車の登場に伴い、今後大きな拡大が期待されている。特に中国では、電気自動車向けをはじめとした大型リチウムイオン電池市場の拡大が見込まれている。