韓国のキアモーターズは1月2日、米国で1月8日に開幕するCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)13の出展内容を発表した。
出展のハイライトは、同社の車載テレマティクス「UVO」に、グーグル(Google)社の「グーグルマップ」のアプリケーションプログラム・インターフェースを内蔵すること。これはキアモーターズの親会社、ヒュンダイモーターと同様の取り組みになる。
グーグルマップのアプリケーションプログラム・インターフェースは、「APls」と呼ばれる。このAPlsには、グーグルマップのカーナビゲーション向け機能、「Send To Car」が含まれる。これをキアのUVOに内蔵することにより、音声による目的地検索では、グーグルの最新データベースを利用して、好みの店やスポットを素早く知ることが可能になる。
キアはこの新システムを、「UVO eサービス」と命名。2013年第1四半期(1-3月)に米国市場で発売する新型SUV、『ソレント』に用意する計画だ。
毎年1月に行われるCESには、世界中から家電、コンピューター、オーディオメーカーなどが参加。新製品や最新テクノロジーを披露する世界最大規模の見本市として知られる。