タイムズ24、福岡市での情報配信型EV充電器実用化に向けた実証実験に参加

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タイムズ24は、福岡市が実施する「情報通信技術を活用したEVカーシェアリング運営業務」の運営事業者として選定され、1月22日より福岡市内で運営を開始する。

この取り組みは、福岡市民、福岡市内の法人を対象に実施するもので、EVと情報通信技術を内蔵したEV充電器(以下「情報配信型EV充電器」)を体験してもらう。それによって、利用状況等のデータ分析と利用後アンケートを行うことになっている。利用後アンケートは、情報配信型EV充電器の実用化を目的に行なうもの。

情報配信型EV充電器とは、充電機能だけでなく、各種情報を配信するシステム。福岡市は今までも情報配信型EV充電器の実用化に向けた取り組みを行ってきたが、EVカーシェアリングと情報配信型EV充電器を組み合わせた形で行う市民の利用は今回が初めてとなる。

EV利用者には、専用のタブレット端末がレンタルされる。タブレット端末により、認証操作による充電器に接続された充電ガンのロック解除や、情報配信型EV充電器より配信される福岡市の天気予報など各種情報を見ることが可能になる。

タイムズ24は今後も、駐車しながら充電を行う「パーク&チャージ」や、EVカーシェアリングサービスのノウハウをもとに、各自治体と連携し、EV普及とそれに向けた新たなサービスを提案していくと説明している。

今回の実験期間は、2013年1月22日~3月22日。貸出時間は、10時00分~19時00分で1回に付き利用時間は3時間となっている。対象者は、福岡市民・福岡市内の法人(普通自動車運転免許保有者で免許取得後1年以上、過去3年以内に重大な事故・違反をしていないこと)。利用料金は、無料、充電場所で利用できる1時間分のサービス券も提供される。

車の貸出し場所は、マツダレンタカー天神店、マツダレンタカー博多口店、 マツダレンタカー薬院駅前店。対象車両は、三菱『i-MiEV』(3台)。充電場所は、福岡市役所、タイムズ博多区役所、タイムズ城南区役所、ホークスタウンモール、タイムズアイランドシティ第2になる。

申込は、貸出し場所となるマツダレンタカー店舗で受け付ける。

《編集部》

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