日本国内の優れた鉄道旅行を審査・表彰する「鉄旅オブザイヤー」の結果発表及び授賞式が、1月23日に「鉄道博物館」で開催された。
鉄旅オブザイヤーは、旅行のプロが企画性やオリジナリティにこだわって造成した国内の優れた鉄道旅行商品に対して表彰を行い、「鉄道旅行」ならではの魅力を発信することで、鉄道旅行及び国内旅行のプロモーションに役立てることを目的としている。
第2回となる今年度、グランプリに輝いたのは、JTB中国四国・山口支店の上田英夫さんと眞田直也さんが応募した「長州黒かしわを味わう!長門湯本温泉 or 俵山温泉に泊まる! 貸切やきとり列車の旅2日間」。乗車人員が減少しているローカル線「美祢線(みねせん)」の利用促進と、「焼き鳥の街長門」のPRが見事に合体した、おなかも心も満たされる、楽しそうな鉄旅となっている。
また準グランプリは、日本旅行・西日本営業本部の玉川淳さんと日本クルーズ客船・東京支店の岸本正則さんが応募した「欧亜国際連絡列車 100周年記念号の旅」(夏のウラジオストッククルーズCコース特別列車乗車プラン:日本クルーズ客船企画)。今年は、新橋〜金ヶ崎(敦賀港)間に欧亜国際連絡列車の運行が開始されてから100年目にあたることから「欧亜国際連絡列車100周年記念号」を運行。ウラジオストックへのクルーズに接続という夢のある企画となっている。