パテントリザルトは、日本に出願された「耕運機、整地機」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめた。
ランキングは、1993年から2012年12月末までに日本特許庁で公開された関連特許4256件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を2012年12月末時点で実施し、競合状況を特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計した。
集計の結果、耕運・整地機の特許総合力ランキングは、1位小橋工業、2位クボタ、3位ヤンマーとなった。
これらの企業がどのような領域に出願しているかを特許分類(FI)を用いて見てみると、小橋工業と松山は「畔成形(A01B 35/00 B、C)」、クボタ、ヤンマー、本田技研工業は「伝動機構(A01B 33/08 A)」が中心であることが分かる。クボタ、ヤンマーは加えて「器具のカバー(A01B 33/12 B)」にも多く出願をしている。
1位の小橋工業は「畔成形(畔塗り)」に関する出願が中心だが、注目度が非常に高い特許にクボタとの共同出願である「耕運爪」に関する特許がある。