東京商工リサーチは、2013年1月の東日本大震災関連倒産の調査結果(速報値)を発表した。東日本大震災関連倒産は28件で、負債総額は110億8500万円。
倒産件数は震災発生直後を除いて最も少なく、負債総額も最少となった。
地区別では、関東15件、東北6件、北陸3件、北海道2件、近畿と九州が各1件だった。このうち、東北は宮城が4件、岩手1件、秋田1件だった。
産業別では、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が最多で9件、製造業と卸売業、建設業が各5件、小売業が2件だった。被害型では、「間接型」の23件に対し「直接型」が5件だった。
なお、震災発生から1年11か月目となる2013年1月で、累計倒産件数は1060件、負債総額は1兆3706億円となった。