日産自動車は3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、欧州市場向けの新型『ノート』を初公開した。
新型ノートは2012年8月、日本国内で発表。2代目ノートは、グローバルモデルの位置付け。ジュネーブモーターショー13で発表された欧州仕様は、英国サンダーランド工場で生産され、欧州市場へ投入される。
今回発表された欧州仕様と、日本仕様の間に、内外装に大きな違いはない。エクステリアで目を引くのは、専用のフロントグリル。日本仕様は横基調だが、欧州向けはメッシュデザインを採用し、スポーティな表情を演出した。
搭載エンジンは、欧州仕様らしく、日本にないディーゼルを用意。排気量1.5リットルの直列4気筒ターボディーゼルは、ルノー日産アライアンスが新開発したユニット。最大出力は90psを発生。欧州複合モード燃費27.8km/リットル、CO2排出量95g/kmと環境性能は優秀だ。
他にも、欧州Bセグメント初のアラウンドビューモニターや、日産の安全技術コンセプト、「セーフティシールド」に基づいた安全装備を採用している。