JR東海は3月19日、御殿場線下土狩駅(静岡県長泉町)のバリアフリー化工事がこのほど完了したと発表した。3月23日からエレベーターと多機能トイレの使用を開始する。
下土狩駅は1898年、東海道本線の三島駅として開業。当時の東海道本線は御殿場経由のルートだったが、1934年の丹那トンネル完成により東海道本線のルートが現在の熱海経由に変更された。このため、熱海ルートの線路上に新しい三島駅が整備され、御殿場経由のルートは「御殿場線」に、旧・三島駅は「下土狩」にそれぞれ改称された。
今回のバリアフリー化工事では、障害者対応型エレベーターを2基設置。さらに多機能トイレも改札内に設置した。