京成押上線四ツ木~青砥間の高架化、事業期間を10年延長

鉄道 行政
京成電鉄押上線の四ツ木~京成立石間。四ツ木~青砥間の連続立体交差事業は一部を除いて用地取得済みだが、高架橋の工事には着手していない。
京成電鉄押上線の四ツ木~京成立石間。四ツ木~青砥間の連続立体交差事業は一部を除いて用地取得済みだが、高架橋の工事には着手していない。 全 3 枚 拡大写真

東京都が進めている京成電鉄押上線四ツ木~青砥間の連続立体交差事業について、都市計画事業の変更が認可され、事業施行期間が2022年度末に変更されていたことが分かった。従来の施行期間が10年延長された。

四ツ木~青砥間の連続立体交差事業は、道路整備の一環として東京都が実施している都市計画事業。葛飾区内の東四つ木3丁目(四ツ木駅)から青戸3丁目(青砥駅)までの2.6kmのうち、約2.2kmの線路を高架化する。途中の京成立石駅が高架駅となるほか、11か所の踏切が解消される。2003年2月14日、都市計画法に基づく事業認可を受けて用地取得に着手した。

事業認可を受けた時点では、事業施行期間を2013年3月31日(2012年度末)までとしていた。しかし、2012年度に入っても高架橋の工事は手つかずだったことから、同年度中の事業完了は事実上困難と見られていた。

事業計画の変更認可は1月25日付。これにより、事業施行期間は2023年3月31日(2022年度末)までとなった。土地の使用区分などは変更されていない。

一方、墨田区内で進められている押上線押上~八広間の連続立体交差事業は、上り線高架橋の工事が最盛期を迎えている。都市計画事業としての事業施行期間は3月現在で2017年3月31日(2016年度末)までとされている。

《草町義和》

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