フランスの自動車大手、ルノーの韓国部門、ルノーサムスンは3月28日、韓国で開幕したソウルモーターショー13において、『QM3』を初公開した。
QM3は小型のクロスオーバー車。ルノーが3月5日、スイスのジュネーブモーターショー13でワールドプレミアした『キャプテュル』の、ルノーサムスン版となる。
現時点でルノーサムスンは、QM3の詳細を明らかにしていない。ソウルモーターショー13で披露された実車から判断する限り、キャプテュルとの外観上の違いは、エンブレム類だけになるもよう。
ルノーサムスンは2013年後半、QM3を韓国市場に投入する計画。ハッチバックなど、従来のBセグメント車に代わる車を求める若い顧客の需要に、QM3で応えていく。
ルノーグループのデザイン担当、ローレンス・ヴァン・デン・アッカー副社長は、「QM3は1台3役のコンパクトカー。SUVのスポーティさ、MPVの快適性、ハッチバックのドライビングプレジャーを併せ持つ」とコメントしている。