小田急電鉄は3月29日、世田谷区の喜多見電車基地内と周辺施設に太陽電池パネルを設置し、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用した太陽光発電事業を開始すると発表した。
今後の電力需要に対応するとともに、CO2排出量を抑制して環境負荷低減にも貢献する。
喜多見電車基地内や周辺建物の屋上・屋根部分などの未利用スペースに、太陽電池パネルを計2588枚設置し、年間約57万9000kWhの電力を供給する。一般家庭の約160世帯分に相当するもので、今年9月に着工し、来年3月からの運用開始を予定している。
発電した電気は、東京電力に売電する予定だ。